きんこんぶろぐ

大学院生の私が日々思うことを綴っていくブログ

日記:お化けなんて嘘さ

9/30 雨のち曇り 

九月も今日で終わりである。

秋学期が始まり、転がり落ちるように日々が過ぎていった。私の自尊心も転がり落ちるように低下していった。まさに盛りだくさんの1ヶ月であった。

 

 ツイッターを眺めていたり、雑談をしていたりすると、USJのホラーアトラクションに行っている人が多いということに気づいた。

何故かは判らないが、大学生になると、皆揃ってUSJに行きたがる。この時期からして、ハロウィンに便乗して騒ぎたいだけなのだろう。もしくはコミュニティの結束の強化の為なのかもしれない。

 

 私は幽霊の存在を信じていない。お化けなんて嘘さ。何故なら、絶望的なまでに証拠がないからである。

基本、何かが存在するということを示したければ、その何かが存在するという証拠を発見しなければならない。

最近、木製の衛星であるエウロパに水が存在することがほぼ決定的となった。その証拠となったのは、エウロパの表面を覆う厚い氷から吹き出す間欠泉である。このように、存在することを示したければ、その証拠を提出することが求められる。

幽霊にはこの証拠が全く足りない。たびたび証拠とされるものに、幽霊に出会ったとされる体験談などがある。だが、果たしてそこまで人間の知覚は信用できるものなのだろうか? 

答えはノーである。寝ぼけた人が見間違えたのさ。

 

 しかし、これだけ理屈っぽく語っていても、私はホラー系がとても苦手である。ホラー映画を見た後など、何故登場人物などがそのような理不尽な目にあったのか考え込んでしまうからだ。そうしているうちに、自分で考え始めたことなのにムラムラと怒りが湧き上がってくる。

「全く、このような美女が何故こんなひどい目に遭わなければならないのか!」

ホラー映画に美女が登場する割合が高いのは何故なのだろう。ただでさえ登場人物が可哀想なのに、余計に可哀想になる。

そういえば幽霊もたいていの場合は美女である。本当に幽霊が存在するならばワンチャンあるかもしれない。

 

 あと、ホラー映画は怖い。結構、私はビビリである。

もしかしたら恐怖がカンストして怒りに転じているのかもしれない。だけどちょっとだけどちょっと僕だって怖いのである。