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きんこんぶろぐ

大学生の私が日々思うことを綴っていくブログ

オミクジ・カタストロフィー

5/14 晴れ 

 母の日。某氏と京都に行った時に購入した金平糖を母親に贈呈したら、たいそう喜ばれた。もちろん、しっかりと代金はいただいた。私は危機的な金欠なのだ。致し方なし。気持ちだけでも受け取ってほしい。

 

 私はおみくじが好きだ。神社に行くと、大抵はおみくじを引く。

もちろん科学的な根拠などないのは分かっているし、そもそも私は不可知論者だが、それでもおみくじはやめられない。

やはり偶然という、人間にとって知ることのできない領域を手軽に味わえることが魅力になっているのであろう。不安が少々ある時など、おみくじは僅かながらも気休めになってくれるのだ。

 

 おみくじというのは不思議なもので、まぁこれは経験則だが、大吉や凶が出ると、中途半端な結果を後に招かない。極端に良いことか、悶えるほど酷いことが起こる。

 私は高校入試の時、かの学問の神である菅原道真公が祀られている北野天満宮でおみくじを引いたことがある。

結果は一番・大吉、学問の欄には「叶う」とだけ書かれていた。受験前の私にとって、これほど心強いことはなかった。意気揚々と受験会場に乗り込み、試験を受けた。

結果は惨敗、男まみれの清風高校に禁固3年の刑に処されてしまった。

なぜだ! 女子が6割もいる寝屋川高校になぜ私は落ちてしまったのか! 輝かしい青春をどこへやった! 嘘っぱちめ! 学問のクソ神が!

その3年後、大学受験。私は再び北野天満宮へ赴いた。目的はもちろん、おみくじである。

結果は一番・大吉! 「叶う」の2文字! 感じるデジャヴ! 

私は同志社大学に落ちてしまった。即落ち二コマ、諸行無常。単に私の鍛錬が足りなかっただけである。おみくじのせいにしてはいけない。

 

 また、その半年後のことである。私は最強の縁結びスポットと名高い貴船神社に行った。もちろんおみくじ目当てである。

この神社のおみくじは少し変わっていて、水に浮かべると結果が浮かび上がるという、伝統もクソもない技術の結晶的なものである。不透明な大学生活を清水のように透き通ったものにするという志を持って、私は貴船に向かったのだ。

おみくじの結果は大吉! 「思う人と必ず結ばれる」という心強いメッセージが! 不吉な感じが頭をよぎる! 

その後、私は恋愛でも爆死してしまった。何が最強の縁結びスポットじゃ! 

大学生活の先が見通せるはずもなく、道頓堀のヘドロよりも不透明なままである。もはや公害レベル。

 

 さらに、某氏の話をしよう。

彼は私と京都に行った時、こちらも名高い恋愛スポットである地主神社でおみくじを引き、見事に大吉を当てた。

地主神社には、目を瞑りながらある岩と岩の間を無事通れたら、恋が成就するという言い伝えがある。某氏もこれに挑戦した。ところが、やはり人気スポットなので挑戦する人がとても多く、他人とぶつかってしまう事故が起きてしまう。彼も人にぶつかってしまった。

その相手が、どのアイドルグループのセンターにも負けないほどの美少女だったのだ。おそらく、修学旅行中の高校生である。陶磁器のような白い肌に、男どもの腐った視線を打ち消す黒髪ロングである。とても可愛らしい顔立ちだった。

彼が目を瞑って、ぶつかった後もウロウロしている間に、美少女は岩にタッチし、某氏の方をちらりと見てから、何処かに去ってしまった。なぜあの時、目を開かなかったのか! そういう後悔の念が彼には立ち籠めたことだろう。

余談だが、彼はその後、今現在まで色恋沙汰の気配はない。一瞬の判断が彼の人生に致命傷を与えた好例である。

 

 以上、おみくじが悲劇を招いた例を紹介してきた。

というか、全般的に人間の因果応報である。日頃の行いに気をつけ、チャンスを逃さないように心がけたい。それも叶わぬだろうが。オーヨヨヨヨヨヨヨ。