きんこんぶろぐ

大学生の私が日々思うことを綴っていくブログ

日記:ボォクは人間じゃないんですぅ本当にごめんなさぁい

6/13 曇り 

 中芝で写真を撮りあった、以上。予定がなければ、ラインも鳴らない。

 今更ネタバラシしておくと、前回の日記でたった一つだけ嘘をついた。それは、「彼女」がそもそも存在しないということだ。O高校というのは大手前高校をモチーフにした。

 私がつまらぬプライドで理系を選択したのも本当だし、友人は医者になるため未だに浪人中だし、学年最下位になったのも本当だし、勉強を友人に教えてもらったのも本当だ。ただ、彼女は存在しない。

 彼女が存在したと仮定すれば、高校時代の私の奇行にすべて説明がつくのが恐ろしい。

 実は私が忘れているだけで、彼女は存在したんじゃないか、と一瞬考えた。

 しかし、彼女は存在しないし、私にそういう好意を抱いている女子も、少なくとも私視点では存在しない。あるのは私の奇行だけだった。誰か助けてくれ。フィクションよりも、現実は奇怪である。

 

 最近、ロクに人間らしいことが出来ていない。世間の風潮に真っ向から反発しているような気がする。

 ファッションをせず、髪を染めず、働かず、遊ばず。学生の本分を貫き徹した結果がこれである。でも不幸せではない。

 むしろ、近頃は毎日が非常に充実している。これまで漠然と過ごしていた時間を、自分のことに注ぎ込むようになったからだろうか。

 さらに、思考がクリアになったり、真面目に何かについて話す場面が増えたような気がする。クソ思考しかしていなかった頃と比べると大きな進歩である。でも、人間らしいことができていない、マジで。

 

 それは、衣食住や恋愛、宗教、集団という、人間の文化の根底を成す物事と疎遠になってしまったからだろう。

 不思議の国のアリスの「赤の女王」のように、周囲が世間のファッションに遅れないように疾走していくのをぼんやり眺め、食事は漫然とこなし、図書館とベッドを往復するような生活を続けている。

 遂に、恋愛を現実に存在する物だと信じられないという境地に達し、不可知論者であることを掲げ続け、あらゆる集団に属していない状態がここ最近はずっと続いている。繰り返すが、不幸ではないのだ。

 ただ、かなり自分を見失っている。アイデンティティーの置きどころを完全に見失っている。

 

 ここで日記を書くのを諦めた。失言が飛び出てしまいそうだし、解決方法が思い浮かばないからだ。

 しばらくは、地道に勉学を続ける生活になりそうだ。何の見返りもなく、力を蓄え続ける日々というのは辛いものだ。いつかは真人間に生まれ変わる日を信じて。蛹は今日も羽化を待つ。冬虫夏草に侵されないように。