きんこんぶろぐ

大学生の私が日々思うことを綴っていくブログ

日記:心理学とは?

7/3 曇り 

 一年の半分が終わってしまった。思い返すと、クソみたいなことしかしていない。次の半年はまともに生きれますように。日頃の行いがクソなので元も子もない。

 そういや、レポート代行を始めた。1500文字で3000円の料金設定だ。一攫千金を狙いたい。

 

 心理学について分からなくなったので、健忘録的に心理学について語る。

 そもそも心理学とは、どのような学問なのか。

 その語源は、ギリシャ語で心、魂を意味するプシュケーと、研究、論理を表すロギアが合わさった造語だと言われている。

 ヴェルヘルム・ヴントが心理学の実験室を1879年に創設したことによって、心の学問は哲学の場から心理学へと移った。先駆者は数多くいれど、言うならば彼が心理学の祖である。

 それまで、心は言語や解剖、宗教によって捉えられるものだった。それが内観法といった自己申告制の研究方法から、fMRIなどの非侵襲的な研究方法に移り変わってきたのだ。

 

 アメリカ心理学会(APA)は、心理学を「心と行動の研究」と定義している。

 これは心と行動が全くの別物ということを表しているのではない。むしろ、心と行動が相互に関わっているということを表している。

 パブロフスキナーといった行動主義者が猛威を振るったのは過去の話となり、現在、心理学には数多くのアプローチが存在する。逆に言えば、数多くのアプローチを取らなければ、心や行動というものの研究は難しいということだ。

 

 そもそも、心がどこにあるかも実際はよくわかっていない。おそらく機能のほとんどは脳にあるが、タコの足が脳の機能を分担しているように、人の心も身体のどこかに分担されているのかもしれない。

 だが、肝心の脳でさえ未だ何もわかっていない状況だ。神経科学生理心理学は脳を様々な器具を通して、間接的に観察するというアプローチを取っているが、それでも脳波や脳の局所的な血流の集中が何を表しているかは、あまりよくわかっていない。ノーベル生理学賞を受賞した利根川進氏でさえ、「人間の脳は未だ数パーセントしか解明されていない」と白旗を上げている現状である。

 いっそ、ネズミの脳に不可逆的な変化をもたらし、どのような行動の変化が起こるのかということを研究するのが、人の脳を知るのに一番の近道かもしれない。

 より人間に近い霊長類の脳を研究するのも良いかもしれないが、その方法は倫理によって閉ざされている。

 心理学は人間を対象にしている他、生命を扱うので、倫理的な縛りの多い学問でもある。スタンフォード監獄実験や、アイヒマン実験がその最たる例だろう。

 

 脳そのものに対するアプローチや心理尺度の開発が進んでいる間にも、心理学には別方向からのアプローチが誕生している。

 最近では、認知科学が脳をコンピュータと見なすことで、人工知能を用いて人、または生物の脳を再現しようとしている。

 人工知能が将棋の棋士勝利したことが話題となったが、それはディープラーニングという、対戦データを無数に集めて最善の手を弾き出すという手法が取られている。どうやら、人工知能が一から思考して手を指し、棋士勝利するにはまだまだ時間がかかりそうだ。

 また、進化心理学という学問も生まれている。これは社会心理学進化生物学のハイブリット的な学問で、霊長類の行動を研究することによって、人の行動のルーツをあぶり出そうとしている学問だ。

 進化心理学では人が備えている思考様式を「人の祖先が旧石器時代を生き延びるために備えられたアーミーナイフ」のようなものと捉えている。

 人と最も近い種であるチンパンジーでさえ、500万年程度前に種分化しているので、人の祖先とチンパンジーの祖先が同じ環境で生活してきたとは考えにくいが、彼らの行動が私たちの心を考える際の重要なヒントとなるのは間違い無いだろう。

 さらに、日本で研究が盛んな分野には宗教心理学といったものがある。これは宗教が人の心にどのような影響を及ぼすのかということを研究する学問だ。オウム事件の反省や、宗教に対するタブーがあまり存在しない日本ならではのアプローチだと言える。

 その他にも、人のポジティブ面を研究するポジティヴ心理学、女性の視点から、社会の中での男性との位置関係を研究するジェンダー心理学といったものもある。

 正直幅が広すぎて把握しきれない。人が行う全ての活動に心が関わっているので、その気になればもっと分野を増やせるだろう。

 

 これまで、心理学の起こり、心とは何か、最新の研究アプローチについて本当に軽く述べてきた。

 この他にも、基礎心理学応用心理学の関係、意識についての一元論、二元論的考察、質的研究量的研究の違いなど、語りたいことは山ほどあるが、それでは時間がいくらあっても足りないので、ここらで日記を終えることにする。それだけ心理学という学問は広がりがあるということである。

 心理学が生まれてまだ150年も経っていない。数学や物理学から見ればまだまだ赤ん坊の学問である。だからこそ、分からないことが多いし、その分研究する面白みもある学問だと言えるだろう。

 今後も、心理学は「人とは何か」という根源的な問いに対するヒントを多数与えてくれるに違いない。

 クッソ真面目に語ったので今日はこれまで。心理学が好きなのってオタクなんですか?(今更)