きんこんぶろぐ

大学院生の私が日々思うことを綴っていくブログ

ぼくのなつやすみー祟殺し編ー:私

8/19 晴れ時々曇り 『私』

 

 『虚像』という記事の続きを書く元気がしばらく無くなっていた。なので、ブログを更新していなかった。いっそのこと、開き直って『虚像』を書くことを先送りしたいと思う。

 『誰でもできる一万RT』の記事も停止している。いつか全て書き終えたい。内容は頭の中に全て入っているのだが、それを言語化し、外の世界に現像するのにはそれなりのエネルギーが必要なのだ。

 それはともかく、夏休みも残り一ヶ月である。この期間、何も成せていない気がする。実際には何かを成しているのだろうが、それに満足していない。もっと変なことを始めたい。

 

 私について書こうと思う。

 

 性格は内向的である。かといって人と話すのが嫌いなわけではない。しかし、パーティといった人が集うような場は苦手である。

 一人の時間と、人と関わる時間のバランスが取れないと短期間で憂鬱になる。

 何事に対しても考えすぎるきらいがあり、それが功を成したり成さなかったりする。

 それとは逆に、ふとした思いつきで行動することもあり、それがやけに長続きしたり、黒歴史になったりする。

 現実主義的であり、それでいながらロマンチストでもある。

 妙に自信満々であり、それが異常な努力の原動力になっているが、それに見合うプライドは持ち合わせておらず、ふとしたことでガス欠することがある。

 自分よりある部分で優れている人を見るとすぐに嫉妬をするが、その人の能力は素直に認めている。だが尊敬はしていない。

 女性関係には奥手であり、相手を傷つかせまいと考えすぎるが故に、言動がチグハグになる。

 人を傷つかせることを非常に嫌うが、自分と関わりのない人はそもそも人と見なしていない。

 「自分は優しい」と勝手に思っているが、実はただ単に人に甘いだけなのかもしれない。

 常に反社会的なことを考えているが、親しい人に向けられる攻撃に対しては過敏である。

 時々、過去の恥ずかしい経験や後悔がフラッシュバックする。

 約束は守る方だが、約束を破られても無感情である。

 

 好きな物事はたくさんあるが、いくつか抜粋すると、何かを作ること、何かを知ること、古明地こいし、考え事、悪堕ち、アーモンドチョコ、豆乳、心理学、立体音響、賢い人だ。

 特に、何かを作り出し、それに人が影響を受けている様子を見ることが好きだ。たとえ人に貶されても、見返してやろうという気分になる。

 

 嫌いな物事もたくさんあるが、いくつか抜粋すると、理不尽、社会的慣習、酒、メロン、他人のために働くこと、黒乳首、広告、当たり前のことを重大であるかのように語る人だ。

 

 興味がないこともたくさんあるが、いくつか抜粋すると、テレビ、ファッション、物理学、日本、自分と関わりのない人、アイドルだ。

 

 趣味は読書、絵を描くこと、動画制作、日記などだ。そのうちプログラミングや楽曲制作も趣味にしようと企んでいるが、技術が追いついていない。

 

 ざっと私について書いてみた。以上のことが、私の全てではないことは明らかだ。

 人というものは複雑で、常に変化し、その行動などは全てを捉えようがないほどに多岐に渡る。明日の朝に同じ題材について書けば、全く違う文面になるだろう。

 それに、とっくに私の自分自身に対しての認知は、人のものと違うものかもしれない。

 私にとって、最も近くて遠い存在が私である。

 自分のことを知らずに、この世を去る人は多い。多くの人にとって、自分の性格や行動や好きなことに想いを馳せるよりも、仕事のことや家族のことの方が重要な課題なのだ。それは誰にとってもそうであるだろうし、私もそうかもしれない。

 しかし、自分について考えてみると、それらと同じぐらい大きな課題として「私」というものが浮かび上がってくる。

 それでも、考え事としての「私」は優先順位は他に比べ低くなってしまうのだ。「私」というものは、いつも私に寄り添っているものであり、答えのなく切迫もしていないものだからだ。

 夏休みの暇な午後こそ、「私」について考える時間にふさわしい。