9/20 雨
台風到来。この日記を書き込んでいる午前7時現在、大阪全域に暴風警報が発令されている。おそらく授業はないだろう。
そもそも、初回授業にそこまで真面目精神をむき出しにしてまで出席するのは実利的ではないような気がする。
無論、必修課目に出席するのは必要だが、未だ教科書も購入できていないオリエンテーション回にそこまでして出席する必要があるとは到底思えない。
というか必修でも一回くらい出席しない程度ではまったく成績に響かないだろう。学期末テストに向けて、今のうちから刻苦勉励しておいたほうが時間の活用法としては有意義かもしれない。
再び憶測だらけ。無責任な日記になってしまった。でも私は今日学校に行かない。ふわふわとした二択を迫られた時は、自分がしたい方を選べばいいのだ。経験則ではそちらのほうが後悔することはない。
最近、何かに憤慨していることがどんどん多くなってきている。今日の台風の件でもそうだが、人様の一貫性に欠けた態度が気にくわないのだ。
普段は自分の愚かさに呆れ慄き怒り狂っている私だが、その自分にある程度厳しいという悪癖が、他人にも向けられるようになってきた。ただの面倒臭い奴である。他者にとってはまったくいい迷惑だと自分でも思う。
一貫性に欠ける態度の例。
男子校時代はサバサバとしたツイートしかしていなかった男が、大学生活が始まるとともに仲間(女性含む)との思い出をツイッターで共有し始める。
言葉をお粥のようにとろとろに柔らかくするため、語尾に「笑」や顔文字を付けておく。
髪の毛を急に染めたり髪型を大きく変えたりする。
下ネタを話さなくなる。
これらは許せない。私の童貞的な部分が不条理に疼くということもあるが、何より腹がたつのはその一貫性に欠けた態度だ。
何も個人のことを攻撃しているのではない。要は人間は髪色を変えたり、下ネタを封印したり、そういった小手先の手段ではなかなか変わらないということだ。
さらにかいつまんで言えば、浪人生や理系大学に進学した者がサバサバとしたスタンスを貫いているのを見た後で、クソ私立文系に進学した者が急にリア充ツイートを始めるのが許せない。いやあ許せない。
女性がいるという要素が加わるだけでこれまで人間は変わる者なのだろうか? それとも厳しい校則に縛られた反動だろうか?
人があからさまに変身してしまうというのは悲しいことだ。もっと悲しいことは彼らのリア充ツイートをする動機がいくら考えても私には理解できないということだ。
ついでに、これらの攻撃は全て自分に跳ね返ってくる可能性が大いにある。いつか、未来の自分がこの日記を見直して今の私を蔑む日が来るのかもしれない。
「そんなつまらぬことばかりにヤキモチを焼いているから、お前はいつまでたっても彼女ができないのだ」という天の声が聞こえる。
しかし、非モテにも譲れぬものがあるのだ。それは真っ直ぐな心だよ。決まった。