きんこんぶろぐ

大学生の私が日々思うことを綴っていくブログ

誰でもできる!10000RT—基礎知識編その4:感情を喚起せよ!前編

 今回はRTされやすいツイート、その中でもなんらかの感情を刺激するようなツイートを、実例を交えながら説明します。伸びるツイートのほとんどは感情を喚起する要素を含んでいると言っても過言ではありません。では早速、喜び・悲しみ・怒りといった感情の説明から始めていきましょう。

 

○そもそも感情とは?

 

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 「感情」と一言で言っても、ちょっと曖昧で捉えづらい概念ですよね。思わず吹き出してしまった時に『面白い』、胸がザワッとして涙が出てくることを『悲しい』、頭に血が上って攻撃的な行動を起こしたくなることを『怒り』と呼ぶことを直感的に私たちは知っています。

ところが、実際は感情を取り巻く環境はもっと複雑で、自分が自分自身の感情を把握できていないということも多々ありますし、複数の感情が絡み合った心境に陥ることもよくあります。

なので、ここでは暫定的に感情を「ヒトなどの動物がものごとやヒトなどに対して抱く気持ちのこと」と定義しておきましょう。大真面目に感情について語ると、それだけで分厚い本が一冊書けてしまいます。まだ解明されていないことも多いですしね。

 

○感情を喚起するツイート

 私が投稿した最近のツイートを例に挙げます。まず、このツイートをご覧ください。

 

 

 まあ、私が有馬温泉に行ったということがダイレクトに伝わってくる素晴らしいツイートですね。

しかし、お気に入り数は他のツイートに比べて見劣りします。それはなぜでしょうか。考えるまでもありませんね。このツイートにはなんの面白みもないからです。ツイートを見かけられても、「ふーん、有馬温泉に行ったんだ、ほんで?」としか思われませんし、そこまでツイートを見てくれた人が考えてくれれば上出来で、大抵は誰にも気にされずにタイムラインを流れていきます。中には「ダジャレが寒い」という理由で不快感を抱く人もいるでしょう。こんなツイートがRTはおろか、お気に入りも稼げるわけがありません。

 

 では次のツイートはどうでしょう。

 

 

 先ほどのツイートよりはお気に入り数・RT数ともにマシになっていますね。それはこのツイートが面白みを含んでいるからです。

何が面白いかというと、実際の映画の場面ではキャラクターが龍の少年と宙を舞いながら涙を流しているという幻想的な感動シーンを、一気に「コンタクトがずれている」という日常的な場面に引き戻し、涙をコンタクトに見せてしまうというマジックをかけているからですよね。このツイート自体が、千と○尋の神隠しのテレビ放送直後にされたという時事的な要素も強いかもしれません。

ともかく、このツイートは面白み、つまり見るものに感情を喚起させています。タイムラインで、もしフォロワーがこのツイートを見かけたら少なくとも半数くらいは間違いなく「面白い」と思うことでしょう。「面白い」と思わせることが、ツイートを拡散させる原動力となるわけです。

ここまで、自分のツイートの面白みを解説するというクッソ寒いことをしてきましたが、自分で自分のツイートの面白みを語れるということ、結構重要ですよコレ。自分さえ面白いと思わないものが人に面白いと思わせられる訳が無いですからね。

 

○面白いツイート

 一番RTを稼げるであろう感情は「面白い」でしょう。ところが、「面白い」というのは結構厄介な概念で、様々な要素を含む多義語となっています。爆笑する面白さ、シュールな面白さ、興味深いの面白さなど、色々な面を持ち合わせています。だからこそ、多様な「面白い」を掛け合わすのがヒットツイートを生み出す秘訣となってきます。

 

 

 

 例えばこのツイート。このツイートは他国の美しい姫君でフォロワーの注意を引きつつ、最後に失礼ながらそこまで可愛くない我が国の姫君をオチにすることによって、面白さを生み出しています。「皇室の方を笑うのは非道徳的だ」という前提と、「ブサイクは下賤だ」という前提のせめぎ合いが否が応でもユーザーにこのツイートを拡散させる力となります。ネットという場では簡単に人の道徳心は崩壊するので、非道徳的な面白さを狙うのも一つの手です。

 

 

 

  さらにこのツイート。駐輪場のマークを子供が勘違いして、マークに沿って自転車を置いたという点が笑いを誘います。これはほのぼの系の面白さですね。ツイートの裏にとあるストーリーが見え隠れするというのは、ツイートに注意を向ける有効な手段の一つです。ツイートを見た者に想像力を働かせると、そのツイートが拡散される可能性がグンと上がります。

ここでは二つツイートを紹介しましたが、要はツイートを見た者に注目させればいいのです。ツイートが伸び始めれば、ツイートのお気に入り数・RT数それ自体が、ツイートに注目させる良い素材となってくれることでしょう。

 

○感動系ツイート

 続いての感情は「感動」です。「感動」という言葉は読んで字のごとく、「感情」が「動く」と書きますね。ツイートを見た者を「感動」させるためには、面白いツイートよりも、一層ストーリー性が重要となってきます。

 

 

 例えばこのツイートです。このツイートでは、ぽたぽた焼のおばあちゃんが時代が経つに連れ、ぽたぽた焼を作ることを辞めてしまったという背景が見え隠れすることに、ノスタルジーを感じるという仕組みになっています。ツイートを見る者に哀愁を抱かせるというのも一つの手でしょう。

このツイートと同じような部類では、田舎の美しい風景を撮影したカメラマンのツイートがRTされるものなどがあります。懐かしい・美しい風景自体がツイートを見た者に拡散させる効果があるので、カメラを持っている人ならいくらでもRTをされるポテンシャルを持ち合わせているのではないでしょうか。

あと画像編集技術も必要です。カメラで撮影した風景をさらにノスタルジーなものに仕上げてやりましょう。ツイートを見た人はノスタルジーの過剰摂取によって、もれなくヨダレを垂らしながらRTボタンを連打することでしょう。

 

 感動系ツイートにはその他にも、動物関係(ただし可愛い動物に限る)と人が繋がった感動ストーリーを創作してiPhoneのメモ帳に書き込み、それをスクショして画像ツイートとして投稿したりするものや、祖父祖母(生きていても死んでいても構わない)との感動ストーリーを創作して投稿するといったものがあります。恋愛脳の若者に狙いを定めて、カップル同士の思いやりを主題にしたストーリーを投稿するのも断然アリです。どっかの小説からネタをパクってくるのも良いかもしれません。

決して、感動を創作することに罪悪感を抱いてはいけません。なぜなら、私たちが感動している物事のほとんどは既に誰かの創作なのですから……。次はあなたが誰かを感動させる番です。

 

 長くなったのでここで一旦区切ります。次回は怒り・驚き・悲しみなど、人間のマイナス感情を利用した伸びるツイートを紹介していきます。マイナス感情は人間の根本的な感情です。ぜひ、この強力なパワーを活用していきましょう。

 

○参考文献

https://www.amazon.co.jp/感情心理学-入門-有斐閣アルマ-大平-英樹/dp/4641123888/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=YEP0JJ21ZAEFAG26P0MD

 

https://www.amazon.co.jp/千と千尋の神隠し-スタジオジブリ絵コンテ全集%E3%80%8813〉-宮崎-駿/dp/4198614393