きんこんぶろぐ

大学院生の私が日々思うことを綴っていくブログ

破壊・暴力・台湾まぜそば

9/7 晴れ
 ネズミとイチャイチャして疲れたので帰路についたら、電車が人身事故で止まっていた。なので、西宮ガーデンズの大広間のベンチに座って、この日記を書いている。
 お腹が空くと私は極右思想になるので、それを避けるために手頃なお店を探したら、「OIMO LAB.」という大学院生にぴったりのお芋屋さんを見つけた。そこで大学芋を買って頬張っている最中である。
 ふと、「大学芋」という言葉の響きが幼少期から好きだったことを思い出した。大学生になったら、帰りに大学芋を買うのが密かな憧れだったのだ。その語源を調べてみると、どうやら本当に東大前で売られ学生に人気だったことが由来らしい。こうして考えると、自分も東大生な気がしてきて、気分が良くなってきた。
 
 今朝は「神の杖」という実在が疑われているリーサル・ウェポンで、大阪とか西宮とかの全てを破壊し尽くす夢を見た。起きたとき、こんなに破壊衝動に苛まれていたのかとびっくりした。
 振り返れば、私はMinecraftでクリエイティブモードをするときは手始めにTNTを100個ほど爆発させるし、さらに昔はレゴブロックで巨大建築を作っては破壊をくり返すような子供だった。生まれ持ってのナチュラルボーン・デストロイアーだ。
 
 破壊衝動といえば、台湾まぜそばである。あの整列された色とりどりの具材を、暴力的にかき混ぜるあの瞬間が堪らない。あの行為には中毒性がある。もし、シューティングゲームや戦闘物アニメが「青少年の情操教育に有害だから」と規制される世の中になったのなら、次に規制されるのは間違いなく台湾まぜそばだと思う。
 あの全てをぐちゃぐちゃにする快楽を味わうために、先日も「いっちょう」という麺屋に訪れた。
 
 今年の初めに大腸検査を受けてから、油分の多い麺類を食べるとほぼ確実にお腹を下すようになってしまったのだが、そんなことはお構いなしに食べにいった。久々に食するまぜそばは、官能的に美味かった。
 
 電車が少しずつ動き始めたようなので、日記はここまでにする。最後の大学芋に竹串を刺して口に運ぼうとしたら、蜜に覆われた外皮をブチ破って、中の黄色い芋がショットガンから放たれたかのように、顔面に着弾した。
 こんな絶妙な気分のときは、NEEの「aLaLe」を聴きながら帰る。これを読んでいる皆さんも、ストレ解消に破滅的なメロディの曲をご賞味してみてはいかがだろうか。それでは、いい夜を。